「島耕作みたいですね」
ほとんどすべての男性があこがれる
まさに「理想の男」。
それが「島耕作」です。
男性の理想のモデルも世代、時代により変化しています。
昔はショーン・コネリーや高倉健。
いまはそれよりもぐっとスマートな「島耕作」が世代を問わず
あこがれの男性像の共通認識になっていると思います。
仕事も一生懸命やるけれど汚いことはしない。
ガツガツしていない。
その一方でヤクザの事務所に乗り込んでいくのも辞さないなど、やるときはやる。
しかも、かかわった女性はみんな島耕作を好きになりスマートに口説かれてしまう。
それでいて、きちんと責任を取りゴタゴタせずにきれいに別れる……。
はんとうに男のあこがれです。
そこのツボをついてあげるのです。
男性に単純に
「島耕作に似てますね」
と言ったら、みんな喜びますよ。
若い男性だって
「将来は島耕作みたいになりそう」
なんて言われたら悪い気はしないでしょう。
言い方のコツは
「似てますね」と言って
「なんで?」と聞かれたら
「いや、なぜかよくわからないけど」
「なぜだろう?」
「なんか雰囲気が似てますよね」
ととぼけてしまうこと。
それだけで相手は勝手に自分の
「高耕作らしいところ」
を思い浮かべて納得してくれるはずです。
最低限「同じサラリーマンだしな」との共通煩が見つかったりするのではないでしょうか。
おじさん世代には「諸葛孔明」も効きます。
部長が会議でいい発言をしたり知的なことを言ったりしたら
「OO部長って孔明タイプですよね」。
これで勝ちです。
男で諸葛孔明みたいと言われてうれしくない人は絶対にいません。
お世辞とわかっていても、ちょっとニヤけてしまうでしょう。
これが効くのはプライドをくすぐられた喜びプラス『三国志』という
男の領域をこの女性は理解してくれている、といううれしさがあるからです。
「信長」「家康」「秀吉」あたりは人によって好みが分かれるので、ちょっとリスクがあるでしょう
坂本龍馬、武田信玄あたりなら、ほぼ大丈夫だと思います。
このひと言で部長が元気になれば部下にもやさしくなり
たくさんの人にその効果が波及するわけですから
世の中に光の種をまいたと思えばいいわけです。
あなたのオーラもきっと輝きを増していることでしょう。
これがキムタクとかブラピになってしまうと言われたほうも冷静に
「お世辞だな」と思ってしまう。
高耕作や諸葛孔明か有効なのは、誰も彼らの実物を見たことがないからです。
言われたほうが勝手に解釈しやすいキャラクターなんですね。
さっそく明日、誰かに言ってみませんか?
40.「透明感」を輝かせて、愛され上手になりましょう
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