「そういうのがOOさんのいいところですね」
あなたが誰かにほめ言葉をかけてあげたとします。
たとえば「○○ちゃんってほんとにやさしいよね」って。
そんなとき相手から
「そうやって言ってくれるのが、△△ちゃんのいいところよね」
とほめ返されたり
「△△ちゃんだけよそうやってちゃんと言ってくれるのは。ありがとう」
なんて言われたらうれしくないでしょうか。
彼がなにかいいことを言ってくれたら
「そういうことを言ってくれるのがいいところよね」と、
すかさずフィードバックしましょう。
自分の長所は自分ではあまりわかっていなかったりするもの。
ですから、それが見えた瞬間に、きちんと指摘してあげるのです。
自分のいいところを指摘してくれる人のことは嫌いにはなれないものです。
ましてやそれが異性だったら
「そばにいてほしいな」
との思いが強くなって当然ではないでしょうか。
言葉だけでなく行動に対しても同じです。
「いつもきちんとお店を予約しておいてくれるのが、あなたのいいところよね」
など一見ささいなことほど効果的です
(ささいなことだからこそ、相手自身も気づきにくいのです)
「私のグチにい つもつきあってくれるところがいいところだよね」
などというのもよいでしょう。
「いいところだよね」
という言い方に違和感があるのなら
「いつも××してくれるよね」
だけでも同じ意味が伝わりますのでOKです。
感謝の気持ちを込めて
「いつも私の前で笑顔でいてくれるよね」
なんて言われたら男性は相当うれしいでしょうね。
これは女性でも自分が言われたらうれしいと思う言葉ではないでしょうか。
「いいところですよね」
にもうちょっとノリを出してバージョンアップさせたのが
「だって○○さんってすごい××じやないですか」たとえば
「だってすごいやさしいじゃないですか」
「だってすごい誠実じゃないですか」
のような言い方です。
「それはきっとまわりが誤解してるのかもしれませんね」
「だって、○○さんってほんとうはすごいやさしいじゃないですか」
「モテるでしょ? だって○○さんってすごく活か面白いじゃないですか」
のように使うわけです。
同じイメージのラベルを貼るにしてもシチュエーションや
相手との関係性に合わせて、いろいろな言い方ができることを覚えておきましょう。
たとえば「やさしい」なら
@軽くなにげなく言えるのが
「やっさしーい」
A落ち着いた言い方だったら
「そんなふうにやさしいのがOOさんのいいところですよね」
Bもっとふくらませてテンションを上げ
「だってすごいやさしいじゃないですか」
こんなふうに三股活用的に使い分けることもできるのです。