「うれしいな」

待ち合わせ場所の確認メール。

△「東岡北口に19時ですね。了解しました」

○「東岡北口に19時ですね。了解しました○○さんと久しぶりに飲みに行けると思うと、とってもうれしいです」

この最後の

「うれしいです!」

がつくかどうかで相手のテンションが大き変わること

改めて書いてみると明らかですよね。

「了解しました」

で終わっても特に何か問題があるわけでは

ありませんが相手の心をつかむという点では段違いです。

「楽しみです!」

「楽しみにしています!」

がついても同様でしょう。

面と向かっての会話だったらテンションを上げて

「えー、すっごいうれしいー!」

でもいいし、落ち着いて

「すごくうれしいです」

というのも魅力的。

私は男性同士での会話のなかでも使います。

相手がうれしがってくれるというのは

男性も女性も関係なくうれしいものですが

「うれしがらせることができるオレ」

というプライドがからんでくるところが男性の特色です。

週末デートできることになって

「うれしいな」

おいしいお店に連れて行ってくれて

「うれしいな」

そんなふうにほめてくれるなんて

「すごくうれしいな」

なにか秘密のマニュアルがあるんじゃないかと

思うくらい感じがいいなと思う人はみな

この言葉を使っているものです。

うれしいなと言われると相手はよりよくしてあげようと思う。

よりよくされることでこちらもさらにうれしくなる…

よい循環が生まれるのです。

「うれしい」

とひと言言うだけで相手のうれしがらせようとする

エネルギーがさらにふくらんで返ってくる。

面白いと思いませんか。

男性はそもそもあまり

「うれしい」

とは簡単には言わないものです。

スポーツ選手が勝った後のインタビューでも

「さらに上を目指してがんばる」

というようなストイックなコメントが主流ですよね。

それが男の美学だったりするわけです。

だからこそ、素直に「うれしい」と言われると

そこに女性らしさ、かわいらしさを感じるものなのです。

「電話してくれてうれしいな」

「好きって言われるとうれしいな」

と、つきあっている相手に女性が喜ぶツボを敦えてあげる。

そうした「育てる」という意味でも

効果が非常に高いフレーズです。



25.「そんなことないですよー」

目次












































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