「教えてください」
男性は基本的に「教えたがり」なので
「教えてください」
という言葉も大好きです。
「教えられるぐらいなんでも知ってるオレ」
というプライドがくすぐられるからです。
男の「教えたい願望」を引き出し満たしてあげること
あなたにとっても得るものが大きいでしょう。
ただし、ワイン好きな人に
「○○さんワインに詳しいんですよね・教えてください」
と言えばむしろ大変なことになるかもしれません。
「今度、友だちのウチでやるパーティーに赤ワインを
一本待って行くんですけど何かいいのありませんか?」
から始まる会話。
男の「うんちくスイッチ」がオンになる瞬間です。
「予算は?」
「合わせる料理は?」
などの質問とともに
「そうか、ステーキ系ならボルドーで
まとめるのが無難かな……」などと
講義のようなひとり語りのような
長い話が始まるはずです。
そこで「うわ、ほんとに詳しいんですね。
今度ぜひワインを飲みに連れてってくださいよ」
と言えばおいしいワインも食事もご馳走してもらえて
おまけに好感度までゲットできてしまいます
(ただし、さらに長いうんちくを聞かされることにはなりますが)
もちろん彼もにわかソムリエとしてのプライドが
満たされ非常に気持ちよくなれるのです。
こんなふうに、相手の得意部門で
「教えてください」
と言うのがいちばん簡単でしょう。
たとえば、広告代理店の人との合コン。
「あのCMオレが作ったんだよねキミそういうの興味ある?」
などと言う人が必ず一人はいるものです。そこで
「え、どうやって作ったの?教えて教えて」
趣味系で
「いま流行っている白動車ってなんなの?
今度買うかもしれないから教えてもらえないかな」
時事問題で
「粉飾決算ってどういうことなんですか?教えてもらえませんか」
オタク系なら
「ガンダムってなんであんなに人気があるの?
よく知っている人にー度聞いてみたかったんだあ」
と、なんでも使えます。
さすがに
「日本の首都ってどこ?」
「教えて教えて?」
みたいなレベルでは男性もあきれてしまうでしょうが
応用範囲は非常に広いのです。
まずは相手の仕事や趣味について尋ねてそれについて
「教えて教えて」
と言ってしまうのがいちばんやりやすい方法です。
そして教えてもらったら
「勉強になりました」
「聞いてよかった!」
のひと言でダメ押しを。
「○○さんに聞いてよかったです」
と名前を入れるとさらに効果的です。
プライベートでも会社でも使えるのではないでしょうか。
「教えて」
と素直に言われてイヤな男性は絶対にいません。
教えてもらっている最中は
「えー知らなかった」
「ほんとに‥」
といったリアクションをすると
さらにプライドをくすぐることができます。そして
「すごく頭いいんですね」
「いろいろ情報を持ってるんですね」とか
「すごーい系」に
もっていってもいいです。
リアクションまでセットにしてぜひ合わせワザで
お使いになることをお勤めいたします。