第3章〜会話例〜

では、これらのネタを実際にどのようにふればいいのか

また、実際にどのように会話を展開させていけばいいのかについて

具体的に説明しましょう。

その前に注意!接客中に会話につまりテーブルがしらけてしまった時に

女の子がイスに背をもたれ目をつむり固まって動かなくなる場合があります。

「寝たふりです」良い子は絶対にまねをしないでください。

ネタふりの例

[今度車を買おうと思っているんですけど

○○さんは車には詳しいですか?」

「私、この前の天皇賞で初めて馬券を買ったんですよ

○○さんは競馬とかやられますか?」

「来月、友だち3人と旅行に行こうと計画してるんですけど

OOさんは旅行はお好きですか? 

温泉だと、どこがおすすめですか?」

「○○さんは、映画とかよく観られますか? 

私、この前△△という映画を観て、感動して泣いちやったんですよ」

「実は、今日ちょっと二日酔いなんですよ

昨日女友だちがカレシとケンカしたとかで荒れてて…」

「…そうそう、男の人ってみんな××なんですか?」

「私の身長ですか?170センチ近くあるんです

だから、よくオカマに間違われるんですよね(笑)

そうそう、この前も……」

気をつける大切な事は、お客様はネタや会話の

内容そのものがおもしろいことを理由に

あなたを指名しようと考えるわけではないということです。

会話の中からあなたの考え方や性格、人柄などを探り

そのうえであなたに魅力を感じた場合に指名するのです

ですから、単におもしろいネタを繰り出すだけでなく

あなた自身が会話に夢中になる必要があります。

あなたが話すときはもちろんですが、お客様の話を聞くときも

引き込まれるように夢中で聞くことが大切です。

では、先はどのネタをもとに、お客様との会話をシミュレーションしてみましょう。

会話シミュレーション

女の子 

今度車を買おうと思っているんですけど

○○さんは車には詳しいですか?

お客様 

車かあ、あんまり詳しくはないなあ

俺の場合は、とりあえず走ればいいやというタイプだからなあ

女の子 

そうですよね、本来車ってそういうものですよね

私もそんなに気にしないタイプだったんですよ

せいぜい色は赤がいいかなあってくらいで

でも周りの人が買うならあれがいいとか

これがいいとかいろいろ言ってくるんですよ

それで、何を買えばいいのかわからなくなっちゃったんです

お客様 

ふ-ん、そうなんだ

女の子 

でも、どっちにしてもお金をためないとダメですよね

競馬なんかやっている場合じゃないなあ

お客様 

へえ、競馬やるの?

女の子 

聞いてくださいよ!この前の天皇賞のとき初めて

馬券を買ったんですよ。と言っても

お店の男の子に頼んで買って来てもらったんですけどね

で、馬運xxx円とりましたよ1000円が1万2000円になりました

○○さんは競馬とかやられます?

お客様 

競馬はやらないなあ

女の子 

そうなんですかギャンブルはやらないんですか? 

パチンコとかも?

お客 

うん、パチンコは昔やってたんだけど

最近は全然やらなくなったね。

女の子 

そのほうがいいですよ

ギャンブルはやらないにこしたことないですからね

私は何にでも熱くなっちやうタイプだから

ギャンブルはやらないようにしてたんですけど…

お客様 

ギャンブルはハマっちやうとダメだよね

女の子 

こんなことやってたら、ますます車買えなくなっちやいますよね(笑)

ただでさえ、今度友だちと温泉に行こうなんて話してるのに……

お客様 

温泉かあ、いいねえ

女の子 

○○さん、旅行はお好きですか? 

友だち3人と温泉に行こうって計画してるんですけど

まだ行き先を決めてないんですよ。どこかいいところ知りませんか?

お客様 

最近は仕事が忙しくて全然行ってないけど

昔行ったU温泉はよかったよ

女の子 

U温泉ってどこにあるんですか?

お客様 

T県だよ

女の子 

T県ですかー・ T県ならお魚とかおいしそうですね

お客様 

うん。カニがすっごくうまいんだよ

越前ガニ。あとはブリとか

それに、立山連峰の雪景を眺めつつ入る露天風呂は最高だよ

女の子 

わあ、よさそうですね。候補に入れときます

ところで、○○さんは誰と行かれたんですか?

もしかして、カノジョさんですか?

お客様 

はは、一応ヨメさんと行ったんだけどね。かなり前だよ

女の子 

いいですねえ。私も女ばかり3人でなく、カレシと行ってみたいですよ

お客様 

カレシはいないの?

女の子 

いないですよ。こういう仕事をしていると、なかなかできないです

出会いが同業の男の入かお客さんしかいないからかなあー・・

お客様 

不倫でよければ、俺が立候補するよ

女の子

本当ですか? 本気にしますよ(笑)

でも、○○さんってなんか頼れそうな感じがするし……結構もてるでしょ?

お客様 

う-ん、そうでもないよ(と言いつつ、うれしそうな様子)

女の子 

え-、本当ですか? なんかライバル多そうだなあ

でも、人と人の出会いなんてわからないものですから

何カ月後かには一緒に温泉に行っているかもしれませんよね(笑)

それまでは、私の恋人はビデオでの映圓鑑賞ってことで

○○さんは映画とかよく観られますか?

お客様 

映画? 昔はよく観たもんだよ

最近は映画館にはなかなか行けないけどね

ビデオではたまに観るかな

女の子 

△△は観ました?

お客様 

それはまだ観てないなあ

女の子 

もう、すっごくいい映画ですよ

私、この前久しぶりに映画館行って

感動してー人でボロボロ泣いちやったんですよ

お客様 

へえ、どんな内容なの?

女の子 

とにかく子役の表情が泣かせるんです

あれは反則ですよねえ

ストーリーは××××って感じなんですけど

ぜひ一度観てください。絶対に感動しますから

お客様 

そうか。観てみたいな

女の子 

○○さんのおすすめ映画ってなんですか? 

私は泣ける映画が好きなんですけど、いいのないですか?

お客様 

泣ける映画かあ。個人的には、XXとか☆☆なんかが好きだな

女の子 

XXは観ましたよ! あれは泣けますよね

ラストシーンがとくによかったです

☆☆は残念ながらまだ観てないんですけど

どんなストーリーなんですか?

お客様 

☆☆はねえ、××××って感じの話かな

なんといっても……

女の子 

うわあ、おもしろそう。絶対観てみます

ちょっとメモさせてください。タイトルは☆☆でいいんですよね?

お客様 

うん、そうだよ。あと、◇◇もよかったなあ

女の子 

○○さん、たくさん観てますねえ

これからいろいろ教えてくださいね。あそうだ

私の携帯のアドレス教えておきますから

おすすめの映画があったらぜひメールで教えてください

○○さんのアドレスも教えてもらっていいですか?

私も、いいなって思った映画があったらメールしますから

―ここで、アドレス交換―

女の子 

○○さん、実は、今日ちょっと二日酔いなんですよ

お客様 

なんで二日酔いなの?

女の子 

昨日、女友だちがカレシとケンカしたとかで荒れてて

やけ酒につき合わされてたんですよ。

そうそう、男の人ってみんな××なんですか?

その友だちのカレシがそうらしいんですけど

お客様 

ああ(笑)。男というやつは、だいたいそういうものだよ

女の子 

えー、○○さんもそうなんですか?

お客様 

うん、そういう部分もあるかもね

女の子 

じゃあ、たとえば××みたいなときはどうするんですか?

お客様 

そういうとき、ふつう男は××××という行動をとるだろうね
                       
女の子 

え、なんで‥ そういう場合カノジョのほうはちゃんと

話してほしいという気持ちでいるんですよ

男の人も、女の子のそういう気持ちはわかっているもんじゃないんですか?

お客様 

頭ではわかっているけど、それが男というものなんだなあ

女の子 

えー、そんなもんなんですか……あ、○○さん、そろそろ時間です

ちょっとその話ちゃんと聞かせてくださいよ。

ご迷惑でなければ、延長とかダメですか?

お客様 

え、延長?

女の子 

ご迷惑でなければでいいですよ

次も延長してとは言いませんから……とりあえず

さっきの話の続きを聞かせてくれませんか? 

そうでないと、今日眠れそうもないんです

お客様 

仕方ないなあ。じゃあ、今日は特別に延長するかー

女の子 

うれしいー 今日は特別なんですね? 

これが縁で特別な女になるってこともあるのかなあ?

このような展開になれば最高でしょう。

とにかくフリーのお客様から指名をもらうための会話のポイントは

相手の反応を見ながら、どんどん新しいネタを展開していくことです。

ふったネタに興味を示さないようであればサラッと流して次のネタに移行し

興味を示した様子であれば

その話題を盛り上げるようにしていくわけです。

それができるようになるためには

あなた自身がふだんからある程度さまざまなことに関心を持ち

勉強しておく必要があることは言うまでもないでしょう。

ただ、繰り返しになりますが、お客様が女の子を指名する理由は

ネタや会話の内容そのもののおもしろさではありません。

そのネタを選び、話すあなたの人柄や考え方にひかれるか否かなのです。
 
そのためには基本的に、自分に自信を持ち

「明るく前向きな生き方をするんだ」といつも自分に言い聞かせることが大切です。

そして、とにかく自分の魅力を信じることです。

そうすれば、日に日にあなたという人間がお客様に注目されていくことでしょう。


第4章 苦手な話題をかわす@

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