上級編 接客戦術A
指名をもらってからの対応
口説き目的・エッチ目的タイプのお客様から指名が入るようになると
いよいよ本当のあなたの仕事が始まります。
お客様の最終目的はあくまでも「エッチ」ですから
落ちないとわかった段階で離れていくからです。
あなたがその人の目的(エッチ)に応えられない以上
その目的をエッチ以外に変えなければ
離れていってしまうお客様だということです。
2回・3回接客しただけではお客様の目的を変えるのは無理です。
もっと接客する機会を増やすためにはとりあえず「色恋」でお客様をひきつけて
おき時問を稼ぎをする必要があります。
「落ちそうで落ちない」
状態を保つのです。
「色恋営業」
夜のお仕事の定番であり
メインコースです。
あくまで時問稼ぎの手段として最大限利用します。
最終的な目的はエッチができなくてもお客様が
指名して来店してくれるようになることです。
その為いろいろなバリア(防衛網)を張り営業していくのです。
「必ずエッチするぞ」と決めているお客様は
口説ける女の子を必ず見つけることができます。
ポイントはあなたがそのエッチの相手にならずに
お客様からエッチなしで指名をもらうことです。
具体的な方法を教えます。
色恋の中でもお客様を
「尊敬できる男」
というポジションにする
「今後10年20年の長いつき合いをしていきたい」
という言葉にする
仕事上のグチをこぼしたり悩みを相談したりする。
(安い女に見られないように同僚やスタッフの悪口は絶対に言わない)
将来の夢や目標を語る
本を読んだり映画を見たりしてその内容に関する自分の意見を言う
楽しい話で盛り上げる
エッチ目的のお客様を
「この子とはエッチできなくても楽しくて癒される」
「この子とはとにかく話していると楽しいなあ」
「こんなに頑張っている子なら応援していきたい」
と気持ちを変化させます。
このようになるまでには
落ちそうで落ちない関係
での時開稼ぎが必要です。
あなたが簡単に落ちる女では仕事になりません。
勝負に出てきた際の対応
相手の考えを知る
口説き目的・エッチ目的のお客様はすぐに勝負をかけて口説いてきます。
2〜3回目の来店で勝負をかけてきます。
ここで考えなくてはならないのはそのときのお客様が
どんな考えで勝負をかけてきたかということです。
お客様は三つのパターンに分かれています。
@勝負をかけてダメならもう一度作戦を練り直そう
A勝負をかけて口説けないのなら他の子を指名しよう
B勝負をかけてダメなら口説き対象からはずして
新たに口説き対象の子(他の店の子)を探そう
具体的な対応策
@お客様にもう一度作戦を練り直すよう仕掛け時間を稼ぎます。
A稼がせてくれるおいしいお客様でもあきらめる。
B精神的な癒し・精神的な友だちといった存在で
あなたをキープしてもらいエッチ目的の相手はほかに託すという展開にする。
多少来店回数は減るかもしれませんが今後の
接客次第ではよい関係を築くことができます。
理想はBのパターンです。
口説き・エッチ目的のお客様は2〜3ヵ月で終わってしまうのです。
割り切ることが大切です。
「そんなことを言ってもこのお客さんが切れたら痛い」と思うかもしれません。
よく考えてください。
あなたはそのお客様にどのくらい稼がせてもらっていますか?
そのお客様が来てくれるときと来てくれないときではどのくらい
収入がどれくらい違うかは計算すれば判ります。
おそらく月収にして4〜5万円前後のはずです。
ということは言葉をかえると月4〜5万円程度で
愛人契約・売春契約を結ぶことになってしまいます。
定期的にお金を受け取れる一般的な愛人契約とは違いエッチしたあとは
お店にあなたに会いに来る必要がなくなったので
お金をかけずに店の外で会うことになります。
今までのようにあなた会う為にお金を使いません。
願いを叶えてあげたはずなのに収入はなくなります。
エッチしてしまうと失うものほうが多くなります。
自分自身や他のお客様の為に使える時問が減リ精神的負担が多くなります。
相手があなたを独占したいと考え始て、お店でウワサを流したりします。
あなたが関係を持ったことで相手のお客様の
人間関係にもあなたが関りをもつことになります。
浮気・不倫・社会的地位の変化・三角関係・妊娠する可能性さえあります。
お金を稼ぎ収入を得る事と無縁な活動が増えきます。
こうなると結局あなた自身が破滅してします。
「切れたらまた新しいお客様をひとりつくればいい」
と考えてくださいサッパリあきらめましょう。
お客様が勝負をかけて口説いてきた際には
@もしくはBを前提に対応することができます。
@お客様にもう一度作戦を練り直すよう仕掛け時間を稼ぎます。
A稼がせてくれるおいしいお客様でもあきらめる。
B精神的な癒し・精神的な友だちといった存在で
あなたをキープしてもらいエッチ目的の相手はほかに託すという展開にする。
時間稼ぎとタイプ変え
具休的な方法を教えます。
2〜3回の来店で勝負に出てきたお客様に対しては
「私も精神的な支えになる彼氏が欲しいし
お客さんとそういう関係になるのが悪いとは思っていない。
でも私は自分なりに本当にこの人ならと思える人でなければそうなりたくない。
○○さんの場合まだそれがわがらない」と伝えます。
「絶対そうならないわけではないがまだどんな人か
わからないし今のあなたでは応えられない」
という回答で時問稼ぎをするのです。
このように言われると多くのお客様は
「ちょっと早急すぎたかな?」
と納得していまいます。
この時点でエッチ目的以外に変わりようのないお客様は離れていきます。
お互いにある程度人間性がわかってきている場合は
このような回答では納得してくれないでしょう。
あなた白身も勝負に出る必要があります。
勝負とは目的をエッチ以外に変えることです。
具体的には
「先のことはわがらないけと○○さんとはそういう関係になりたくない。
今○○さんには精神的にすごく助けられている。
○○さんがいなかったらとっくにこの仕事を辞めていたかもしれない。
できたらこういう関係をいつまでも続けていきたい。
もちろん男と女だがら先のことはわがらないけれと」
ということを伝えます。
男と女という関係でもお客様とお店の女という関係でもなく
「お互い心の支えとなる、精神的な関係になろう」
ということです。
この関係は女性にとっては本当に都合がいいのです。
筒単に言えばエツチのない彼氏彼女になろうというわけです。
逆に男にとってはとても中途半端な関係です。
正常な判断ができる男なら
「精神的なつき合いもいいけど1回ヤラせて!」
なるはずです。
ところがあなたに魅せられここまで来た経緯が影響し
お客様の半分以上はこの提案に納得してしまいます。
お客様を納得させるためのポイントとしては
「先のことはわからない」
ということを強調する
「そんな関係は私のお客さんの中ではあなただけ」
ということを強調する
「あなたのことを心から尊敬している」
あるいは
「大好きで信頼している」
と思っていることを強調するの3点です。
この先絶対エッチをすることはないとなると
エッチ目的の男としては夢がなくなります。
「この子とエッチは無理かな?」
と思いながらも
「ひょっとしたら」
のかすかな夢と希望は捨てたくないのです。
「この子のお客さんの中で自分だけは
営業抜きで素のままつき合ってくれる」
というような優越感があれば本当によいつき合いを
してみようという気持ちにつながります。
お客様もだんだん変わるものなのです。
このような対応しても雛れてしまうお客様はいます。
それがあなたの限界です。
無理する必要はありません
自分の能力の限界を超えた営業をしようとすると必ず歪みが出ます。
仕事を苦痛に思ってしまってはいけません。
先はまだ長いのです。
限界はあなたの成長と共に広がっていきます。
「今の私の限界なんだ」
と割り切るのです。
口説き目的のお客様は
「いつでも切れる」
準備でいてください。
新しいお客様との出会いを楽しみながら
お仕事に臨んでください。
第1章 会話は接客の基本