タイプと区別A

お客様のタイプを一目で見分けるのは難しいのです。

基本的には何回か接客をしていくうちに見分けていくしかありません。

フリーでついたときにある程度タイプを予測して

接客しなければ指名が取れないのも事実です。

フリーについた際に外見で大まかにタイプを見分けるためのコツを説明します。

まずチェックしたいのは次の4点です。

@年齢

A独身か妻帯者か

B1人かグループか

C仕事上の立場

(経営者、中間管理職、ふつうのサラリーマンなど)

@年齢

若い年齢層は圧倒的にロ説き目的のお客様です。

20代〜30代前半の客様はお店は女性を口説くところだと思っています。

30代後半〜40代のお客様はお店で癒されたいと思っているお客様です。

というよりこの年代は「もうこの年になったら若い子を□説くのは無理だろう」

と思っていると言ったほうが正解かもしれません。

50代以上のお客様は「若い子と話をすることによって英気や活力をもらおう」

と考えているお客様です。

40代や50代でも女の子をロ説いてエッチするというツワモノもたくさんいます。

この年代の中にはロ説き落とすテクニックを身につけている人も結構います。

A独身か妻帯者か

20代〜30代前半で独身のお客様は10人中8人までが口説き目的です。

30代後半以降でも独身者の場合はできれば女の子を

口説きたいと思っているお客様です。

若い年齢層でも妻帯者であれば「気分転換」や「癒し」を求めてお店に来るお客様もいます。

難しいのは30代後半〜40代の妻帯者です。

基本的に仕事も一番大変な時期ですし家庭でもいろいろある時期ですから

癒しを求めてくるお客様が多いのですが

なかには口説き目的で来ているお客様もいるます。

50代の中には「浮気」という罪の意識がなく口説くこと自体を

楽しみや喜びとしているお客様も結構います。

Bひとりかグループか

ひとりでフリーで来店するお客様はかなり遊び慣れている傾向にあります。

もしくは以前その店で指名していた女の子がやめて

次に指名する子を探している最中のお客様です。

(指名の子が休みで偶然フリーで入ってきた場合は除きます)。

前者であればまず口説き目的と考えます。

慣れない女の子と話していても癒されるものではないからです。

後者の場合は店を気に人っていて来ること自体で癒されるというタイプです。

口説き目的のお客様はねらっていた女の子がやめると

ほとぼりが冷めるまで店を変えることがあります。

ほかの女の子も当然そのお客様がやめた子を

口説いていたのを知っているのでほかの子を口説きにくいからです。

グループで来ているお客さんの場合はそのグループが上下関係のあるグループか

それとも対等な関係のグループかで違います。

上下関係のあるグループたとえば上司と部下接待される側とする側なとの場合

下の立場の人は上の人の目を気にします。

そのため本気になって口説くことができずそれなりに楽しめる

女の子を見つけてよしとするケースが多くなります。

先輩と後輩程度の上下関係はこのケースにあてはよりません。

友だち同士のように割り勘で支払う対等な関係の場合はノリで来ています。

その場を楽しめればよいという癒しタイプや元気になりたいタイプと

お互いに競争して口説こうとする二つのタイプに分かれます。

C仕事上の立場

仕事上の立場としては大きく次の三つに分類します。

(1)経営者

(2)中間管理職

(3)サラリーマン


(1)経営者

経営者は遊びの中でも社会勉強を忘れません。

経営者にとってお店はは大変勉強になるのです。

集客力・企画力・女性の接客・人事に至るまで勉強になることばかりです。

経営者はその店自体のファンになってしまうケースがあります。

その店で頑張っている子を応援したくなるのです。

同じ経営者でも急に大金を使えるようになった人が

お金の力を借リて女の子を口説こうとします。

「成金」と言われる経営者のお客様です。

同じ経営者でも苦労をして現在の地位を築いた人と

運よくお金を手に入れた人では遊び方が違います。

なかには若い経営者を装い地位や財産を持っていると

豪快なウソで自分を飾るお客様もいます。

見分けることが重要です。

両者は年齢以外に身なりや身につけているものでも見分けることができます。

苦労して現在の地位を築いた人は派手な身なりはせず

ブランド物も本当にさりげなく身につけています。

一方お金の力で口説こうとするタイプは身なりも着けている物も

派手で女性の関心を引こうという格好をしています。

2)中間管理職

中頃管理職の多くは癒しを求めています。

会社の中では上からは叱られ下からは突き上げられ

一番ストレスかたよるポジションだからです。

性格的に明るい人はパーッと遊んでストレスを発散解消します。

おとなしい性格の人は女の子と明るい話題で楽しい会話をすることや

自分のグチを聞いてもらったりすることにより癒されようとします。

(3)サラリーマン

管理者でないふつうのサラリーマンの場合は口説き目的のタイプと

頑張っている子を見て元気をもらおうとするタイプに分かれます。

後者は気が弱そうでおとなしいお客さんに比較的多いタイプです。

「人生に迷いのあるタイプ」と言えます。

不思議なことに指名上位の女の子や負けず嫌いで

頑張ってる子にこのタイプの指名があります。

以上の4点のほかにも

服装

(スーツ姿・ラフな服装)

アクセサリー

(時計ライターバッグ)

容姿

(モテそうなタイプか女に縁のなさそうなタイプか)

などもタイプ分けの参考になります。

大まかな見分け方ですがこれらは目安であって

実際に接客をして話をしてみなければわからない部分は数多くあります。

経験を重ねることでお客様のタイプが見分られようになります。

それぞれのタイプにはどのように接客が必要なのかを教えます。


上級編 接客戦術@

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